ヘルスケアビジネスの新戦略 ~加藤浩晃の頭の中~

未来の医療はどうになっていくのか、そして医師の未来はどうなるのか。AIやIoTなどの第4次産業革命のテクノロジーによって医療現場は『医療4.0』として大きく変わります。加藤浩晃が未来に向けて考えていることを書くブログです。

医師国家試験レクチャーでツイキャスデビュー!!

 

今日はツイキャスデビューを果たしました!!!

 

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そもそものきっかけはこれ。

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大阪医大の6年生の荘子万能くんが、医師国家試験の眼科領域でSOSを出してきて、大阪から東京に来るとのこと。

荘子くんには3年くらい前から色々と自分としてもお世話になっていたし、恩返しのタイミングなのでプライベートレッスンをすることにしました。

というのが決まったのがすでに今日(1/17)で、深夜の0時過ぎくらい。

そこで荘子くんが提案しだしたのがこちら!!

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ツイキャスって!!!

それなので自分も呼びかけることに。

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そんなに広い場所は取れなかったんで、少人数しか募集できなかったんですが、朝起きてみたらTwitterからもメールからも参加の応募がっ!!

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ということで、リアルに参加してくれる人は参加で、ツイキャスの人はツイキャスで見るって感じでレクチャーが始まりました!!

レクチャーの時間は12時30分過ぎから14時過ぎくらいまでの約90分。

そもそも荘子くんの個別レクチャーのつもりだったので
予行練習も下準備もなく勝手にやったんですが、その割にはいい感じにまとまり、
あと、自分もめちゃくちゃ楽しくやらせてもらいました!!



あとで聞いたらなんとツイキャスでの視聴が400人超え!!


レクチャーの後には首謀者の荘子くんと記念撮影をしました!

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人生初のツイキャス、とってもいい経験をさせてもらいました!

最後に、このレクチャーを聞いてくれた受験生みんなが、医師国家試験に合格するように応援しています!!


今日の板書が見えにくいというリクエストがあったんで、板書の画像を貼っておきます!!

<今日の眼科レクチャーの板書>

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2018年一発目の講演と今年の方向性!

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昨日(1/16)は2018年の一発目の講演でした!!

 

2017年にした講演や研修の回数は計94回で、100回に届かなかったこともあって、今年は100回を目指すんでしょって言われます。

 

hiroakikato.hatenablog.jp


いやいや、もう90回オーバーは無理です。だって1週間に2・3回は講演していましたし。

今年は遠隔診療についても診療報酬がある程度決まって落ち着いてきたと思うので、それよりも

「医療業界の未来」とか「デジタルヘルスが当たり前の医療現場」のような『気付き』を持ってもらえるような講演をやっていきたいなと思っています!

 

あと最近、医療業界でない企業から、3回セットの研修とかで

・医療業界の話

・病院についてとそのしくみ

・医師をはじめとする医療職

みたいな話をさせてもらう機会が増えてきています!

 

「医療業界が複雑でわからない」が「医療業界の複雑さが、どこが複雑なのかと対応がわかるようになった」

と感想でもらったりして、それがめちゃくちゃうれしくて、やっぱり自分は「教育」が好きなんだなぁと実感してます!

 

今年は講演もですが、継続的に関わって担当者と一緒に社員の人の成長も考えていけるという意味で、企業の研修の割合も増やしていこうと思っています!!!

 

1月から専門誌で「デジタルヘルス」の連載がスタート!!

2018年1月から新たに「デジタルヘルス」に関して、専門誌での連載がスタートしました!!

タイトルは「地域医療新時代 ~デジタルヘルスの今と可能性~」です!

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連載が載っているのは「クリニックばんぶう」という開業医の医療機関で多く読まれている専門誌です。

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この連載では日頃から思っている「医療✕テクノロジー」で新しい医療の形があり、そこに事業の持続性のために「ビジネス」の視点を入れた
「医療✕テクノロジー✕ビジネス」によって新しい医療の形があるということについて話していこうと思っています!!
 

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原稿でも書いたんですが、デジタルヘルスの動向を見通して地域医療について考えられると、これからの変わりつつある医療の状況に対して早期に対応ができると思っています!

これから毎回渾身の連載をしていこうと思っているので、ぜひとも立ち読みでも(?)手に取ってもらえたらと思っています!

あと連載としては、3年目に突入した「レジデントノート」誌での
「眼科エマージェンシー こんなときどうする?」

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や、メディカ出版の眼科専門誌「眼科ケア」の編集同人として関わっています!
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原稿執筆は好きなんですが、断らずにすべて受けていたら、今あと4原稿くらいためてしまっている感じになっています。

編集者の方がこのブログを見ていたら、「ブログ書く前に執筆して下さい!」と言われちゃいそうです!!(^_^;)





 

ここ数年で一番の不調とヘルスケアアングラ新年会!

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ブログをちゃんと更新しようと書いてからまた期間があいてしまっていた・・

昨日はヘルスケア業界のアングラな新年会でした!!

神保町の焼肉屋に20時半に集合して、2次会まで含めると深夜2時くらいまで。


メンバーとしては「アングラ新年会」の名の通り超個性的な面々が20人くらい。

みんな社会を健康にするために医療・ヘルスケア業界で何かしら活躍している人たちでした!!

ちょうど昨日は

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というような感じで、ここ数年で一番というくらい何か不調な日でした。

アングラ新年会でパワフルな人たちと交流して、この不調が取り除かれたように今日はバリバリ活動しています!!

1月サロンイベントで学んだ医療機器の産業政策!!

今週は全くブログを更新できていなかったので、ちょっとまとめて更新します!!

昨日は個人的にめちゃくちゃ楽しんでやっているDMMオンラインサロン「ヘルスケアビジネス研究会」の月1回のサロンイベントの日でした!!

今月のゲストは現在、経済産業省に出向をしている 臨床工学技士の西垣孝行先生。

「医療機器産業政策(限界及び危機感)、デザインとEVAGrapher」

というタイトルで講演をしてもらいました!!

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講演の内容としては

・臨床工学技士としてのキャリア
  人工心肺を回して17年、臨床工学技士は「臨床に出ている工学しかわからない」ので、外の工学の理解を深めるために活動してきたこと

シリコンバレーや始動プロジェクトの話

経済産業省での臨床家としての施策

などなどで、一番心に残ったのが

医療現場での気付きを作るための「バイアスの外し方」の紹介スライドでした!

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これを知れただけでも個人的には昨日のイベントの価値がありました!

やっぱりサロンイベントを開いて一番自分が勉強させてもらっているようでありがたいです!!


昨年8月から始めたオンラインサロン「ヘルスケアビジネス研究会」も、開始から半年が過ぎてメンバーも120人以上になってきて、だんだん仲間が増えてきていてめちゃくちゃうれしいです!!

lounge.dmm.com


医療を病院の中だけでなく病院外にも目を向けて、大きく儲けるわけではなく持続的に行えるようにするためにビジネスの視点もあわせて考えていきたいという「ヘルスケアビジネス研究会」。

医師が一番参加者属性としては多いのですが、現状で医療者と非医療者がちょうど半分くらいの割合で医療現場&ビジネスの話がうまくできてめちゃくちゃバランスとしてもいいと思っています!

なにより昨日のイベントの後で、参加された方から個人的にメッセージをもらったんですが、「今日はありがとうございました。行ってよかったです。」「本当に素敵な人達が集まったいい場所ですね 」とコメントをもらえて、本当にうれしい。

自分としても素敵な人ばっかりが集まっていて刺激ももらえるいい会になってきていると思っています!!

またFacebookグループ内での交流&来月のイベントも楽しみです!!!

パパ友との新年会から考える、子どもを通した2周目の人生の面白さ!

 

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昨日は双子の子どもが通っている幼稚園のパパ友と4家族の新年会でした!

パパ友の家の高層マンションのパーティールームで真っ昼間から酒を飲み交わし。

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獺祭を買っていこうと思っていたら12時集合なのに、酒屋さんがまさかの12時からしかあいていないということで、急遽持っていく日本酒も変更して臨みました!

 

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パーティールームのとなりにカラオケルームもあるということで、途中からパパたち4人でカラオケをすることに。

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同世代のパパ友なので、カラオケで知っている青春の曲も同じで大いに盛り上がりました!

・・という、パパ友との新年会の話はこれくらいにして、今日思っていたのは最近後輩とかからも相談される「結婚」や「子ども」に関してです。


昨年末にツイートした内容なんですが、

 

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ってのが自分の考えで、ざっくりいうと結婚とか子どもってめちゃくちゃ面白いので自分は「結婚」や「子ども」って良かったと思っています!

 

何より一番は子どもを通して生きているうちに人生の二周目ができること。

遺伝子って本当にすごいなと思うんですが、自分と子どもは100%同じではないですが、だいぶ自分もしくは奥さんと似ていたりします。

例えるなら「小さい自分」がいて、運動会やったり幼稚園の友達を好きになったり公文式に通ったり。
後天的なところも当然あるんだとは思うのですが、性格とかは多くの部分が先天的に決まっているんではないかと思っちゃうくらいです。


今日はSAPIXで入塾テストがあって子どもたちを受験させたのですが、これも自分が小学生だったら行きたかったから!

福井県で高校3年生まで過ごして、当時の3大予備校と言われる駿台や河合、代ゼミもない環境で勉強してきた自分からしたら、データハウスの「東大理Ⅲ」に書かれていた塾や予備校とかはどれだけ学べて楽しいところなんだろうと夢見ていました!

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遺伝子の力で、自分と性格が本当に似ていて自分の好きなものは子どもも好きなはずだと思って、子どもを通して自分が昔しちゃいたかったことをやらせてもらっています!

サンプルn数がn=1なので、これは普遍的な感じではないかもなのですが一意見として!!

時代遅れ?!医局に所属し、医局旅行に参加した方がいい3つの理由

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昨日から仕事でも講演でもなく1泊2日で京都に行ってきました!!

行ってきたのは京都の名所、嵐山の温泉宿です。

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家族旅行でもなく、何のために京都に行ったかというと、「京都府立医科大学眼科の医局旅行」のためです!

知ってる人も多いかもなのですが、自分は東京に住んだりかなり自由にさせてもらっていながらも、今も医局に属しています。
東京では医局に属さない医師としての働き方をしている人も多いですが、自分はむしろ好きで医局に医局費を払いながら医局に属しているという感じです。

自分の所属している京都府医大眼科には、いまだに年に5回、医局員が強制的に(?!)集まる会が開かれています。
夏と冬の年に2回の医局旅行、5月12月の年に2回の研究発表会、9月23日くらいに開かれる同門の先輩も含めた研究発表会のあわせて5回です。

その5回の時は基本的に第1優先として、医局員は参加することとなっています。

自分も昨年は、講演と重なってしまった5月の研究発表会以外の4回(医局旅行2回、12月の研究発表会、9月の同門会)は参加しています。

入局した当初の10年以上前の医学生や研修医、眼科医になりたてのときはイベントがたくさんあってとても楽しいなと思っていました。
けどその生活に慣れて、いったん眼科専門医になったくらいの5・6年前はイベントがたくさんあって、それも強制的に参加しないといけないということに小さく反発をしていたりもしました。

そうなんですが、今はむしろ医局が強制しなくても、自分として第1優先で医局の会には参加しています。
東京から交通費も含めて当然自腹で出してです。

今までは理由はわからず、本当に好きだから参加していただけだったのですが、
今回の医局旅行で先輩&後輩と話をしているとなんとなく理由が3つくらいあるのがわかってきたので共有しようと思います!

①若い医師と交流することができる

今回の医局旅行も医局から40人以上の医局員が参加していました。
その中で、今年眼科医になった研修医が8人、来年から京都府立医科大学に入局する研修医が9人のうち7人参加していました。

自分は昨年から東京に来てしまっているので、大学の若い研修医とは当然一緒に長い時間仕事はしていません。
しかし、「医局」というつながりを通すことで、毎年京都府医大眼科だと10人前後の若い研修医が入ってきて、その研修医と交流することができます。

「若いエキス」という表現は本当に正しいなと思うのですが、若い研修医の先生方から「こんな医師になりたい」という熱い話を酒を飲みながら交わしていると、自分の生き方を見直すことにもなり、自分に若さももらえてとてもありがたい時間でした。
現に医局で働き続けている先輩の先生方は、ゆうに50歳をこえている先生もいるのですが、30代か?とうくらい昔と変わらず若々しくされている先生もいました!

②昔から知っている先輩&後輩の大切さ

2つ目は昔から知っている先輩&後輩の大切さです。
昔から一緒に働いてきたりしたことのある先輩や後輩なので、関係性が出来上がっているため、とても自分に入りこんだ助言やコメントをしてもらえます。

今回は怒られなかったですが、最近は東京ではめったに怒られなくなってしまったところを医局の先輩は注意をしてくれたり、怒って指摘をしてくれたり。
どのような方向に進んだらいいかと言うときに、親身に相談に乗ってくれたりもします。

自分も後輩の相談に乗ったりもしますが、後輩も自分の相談に乗ってくれたり、自分が仕事がいっぱいで困っていたりすると積極的に手伝ってくれたりしてほんとうに感謝です。

今回は自分が一番の恩師としてる眼科の前教授の木下教授が、昨日の飲み会では2次会丸々と3次会の最初のあわせて1時間ちょっと、そして今日も午前中は場所を移してホテルのカフェで個別でみっちり2時間、めちゃくちゃ貴重な時間をくださって色々と話しをして本当にありがたい時間でした。

③医局という一種の「家族」

2つ目ともかなり関係するかもですが、医局は一種の「家族」だと思いました。

今回も自分は今は東京で頑張っていますが、「いつでも京都に帰った来たらいい」と医局の先生方は言ってくれますし、
教授は自分が医局に属しながら東京で生活するというわがままを飲み込んだ上で、
自分が将来どういう方向に進むと一番ハッピーなのかということを思案してくれています。

なにより、こんなワガママで医局に属しながら東京に住んでいるという自分を、何もかわらないままで迎え入れてくれて、いいところはいい、悪いところは悪いと言ってくれるのはまさに「家族」なのだなと思っています。


一見時代遅れ(?!)なのかもしれないですが、自分は思考が一周して最新の考えとして、「医局」って大事だなと再認識しています。

「医局」でなくても「クリニックで一緒の働く医師」でも同じだと思うのですが、医師同士の継続可能で常に新陳代謝が行われる「つながり」を意識してみてはどうでしょうか。

自分は意識してみたら、今回の話題の「京都府立医科大学眼科医局」の他に
デジタルハリウッド大学院のデジタルヘルスラボ」「厚労省の同じ釜の飯を食べた仲間」「DMMのオンラインサロン」など、つながりがたくさんあって本当にありがたい限りだと実感していました!