【初期研修医からの質問】3年目からの研修は東京がいいか、地方がいいかに関して。
今日は一風変わったブログを。
自分が深夜につぶやいたこのツイートに対して、研修医の人からTwitterのプロフィール欄に載せていあるメールアドレス(hirokato.manage@gmail.com)にメールをもらった。
(※質問された方のために、一部設定などを変えています。)
東京は効率的だしスピードも速い。
— 加藤浩晃@医療4.0|医療AI・遠隔医療 (@HiroakiKato) 2020年3月20日
地方は流れてるスピードが違って、ゆったりしてる。
合理的に考えるとスピードが必要なんだけど、それだけじゃないんだよな。
「人間的」なところに目を向けるというか。
もらった質問はこんな感じ。
Q
田舎で研修医をしている〇〇と言います。国試の勉強では、加藤先生の眼科まとめでは非常に助けられました、ありがとうございました。
(略)
田舎も非常に合理的です。というのも、先の加藤先生のツイートにあった「スピード感」はあまりないですが、どんな医師でも絶対にある程度仕事ができるように、地雷を踏まないような仕事ができるように、教育がされるところがあると感じてます。
ただ、上級医の判断や技術というのはやはり一子相伝と感じていて、3年目からの就職先として、自分の大学に戻るか、専門医プログラムのタイミングで東京に出るのか非常に悩んでおります。
上記の質問に対して、こう返事しました。
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〇〇先生、自分のつぶやきに対してのメールありがとうございます。
>田舎も非常に合理的です。というのも、先の加藤先生のツイートにあった「スピード感」はあまりないですが、どんな医師でも絶対にある程度仕事ができるように、地雷を踏まないような仕事ができるように、教育がされるところがあると感じてます。
ここ、とても共感しています。
というのも、自分は福井県出身で、大学は浜松医大、
東京にはちょうど4年前に出てきただけだからです。
京都府立医大のときは眼科医がいない総合病院にバイトに行ったりして、その日は院内に眼科医が自分しかいないことも経験してきました。(手術の場面でも!)
早いうちから独り立ち(独り外来・手術)を意識した教育をされるという意味では田舎も「合理的」と言えると思います。
では、上記のように思っている自分が東京で感じていることを話します。
東京のメリットは「人」であり「情報」。
人から発せられる1次情報となる前の粗々の「0次情報」
東京ならではのメリットだと思います。
ただし、自分は「東京にずっと住む必要はないのではないか」
今年の2月から奥さんと子どもは神戸に引っ越していて、
地方で講演も呼ばれたりするので、全体として4分の1くらいは「リビング・シフト」を行っていて東京にいなくて地方にいる感じです。
今も東京でなく神戸からメールを返しています。
また、東京に3年目から行ったとしても、
自分は医師11年目で東京に行ったように、
おっしゃるように田舎も「医師教育の観点から合理的」
正解がわからないからこそ、
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質問をもらうと、なんとなく思っていることを言語化するタイミングをもらえていいな。
もっと気軽な形で色々と対話をしていく機会を考えたい。
【連載から】アフターコロナ時代に遠隔医療が大きく進む要因とは!?
今回はちょっと新しい取り組みをしてみようと思います!
実はクリニック向けの月刊誌「クリニックばんぶう」で、3年くらい前から
『デジタルヘルスの今と可能性』という連載をしています。
来月で第28回くらいなので、まあまあやっていて、その時々の旬の話題(自分が旬と思った話題)を自由気ままに書いているので、デジタルヘルスのトレンドを押さえられる連載になっていると思います。
ちなみに既刊の3月号(3月1日発売)では、2020年2月7日に中医協で出された診療報酬の答申で、特に遠隔医療やAIの領域がどうなっているかについて書いています。
今回の新しい取り組みというのは4月1日発売の4月号の内容から、ちょっとだけこちらに転載させてみようかと。
4月号は「アフターコロナ時代に遠隔医療が大きく進む要因とは?!」というタイトルで、
新型コロナウイルスが落ち着いた「アフターコロナ時代」のイメージと、3月5日に発表された診療報酬改定の注目点について書いています。
では具体的にはどのような内容が話されているか、一部掲載していみます!
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第28回「アフターコロナ時代に遠隔医療が大きく進む要因とは!?」
みなさん、コロナウイルスの影響はいかがでしょうか。政府からの小中学校の臨時休校の要請で、家に子どもがいる方々も多いと思います。企業で働かれている方は通勤がなくなり、リモートワークになっているのではないでしょうか。
先月の時点ではコロナウイルスの影響がここまで拡大するとは思っていなかったのですが、コロナウイルスの感染の報告が毎日のテレビからのニュースで報道されるたびに、世間での危機感が増幅されているように思います。リアルなコロナウイルスの疾患としてのリスク以上に、「コロナウイルスに感染した」という事実の方が強く人々の心に刻まれていて、各イベントの中止やディズニーリゾートやサンリオピューロランドの休館など、リアルのリスク以上にレピュテーションリスクを意識した対応が社会でなされているようにも感じます。
このような中で、否応なしに社会では対面ではなくネットを介したオンラインでのコミュニケーションに進んでいるように感じます。イベントの開催が中止されていても、オンライン配信は行ってそれをZoomなどのオンライン配信サービスが活用して見ることができたり、飲み会自体も「オンライン飲み会」で開催されていたりします。まだ“デジタルリテラシー”が低い人は対応中の状況なのですが、社会がオンラインコミュニケーション化している中で、「リテラシーが低い」という言い訳で逃げていた人たちもデジタル化に進まざるを得なくなっています。~(略)~
2月28日に厚生労働省の保険局医療課は、コロナウイルスに対しての臨時の事務連絡を出しています。定期受診をしている慢性疾患の患者に対して、医師が電話や情報通信機器を用いて診療して処方した場合に「電話等再診料」と「処方箋料」を算定できるようにしたものです。~(略)~
このような中で、3月5日に令和2年度の診療報酬改定が決定されました。~(略)~
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ぜひ上記の内容が気になった方は、クリニックばんぶうの購入や立ち読みで読んでもらえると!
あとちなみに、自分の医学誌での連載は、他に
『J-COSMO』(中外医学社)の「Dr.加藤のスタートアップ・ワクワクキャリア」があります!!
2020年はデジタルヘルス元年から早10年
こんにちは、加藤浩晃です。
1週間に5件くらいずつは、メールやFacebookメッセージなどで「医療・ヘルスケア×ビジネス」の新しいサービスのアイデアの相談をされているんですけど、
最近の傾向としてとても強いのが2点。
①同じようなアイデアの相談が多い
②今までにそのアイデアは実行されていて、うまくいかなかった過去の歴史が知られていない
ということ。研究でいうと①は時流もあるので仕方ないのです(頭のいい人が同じ材料で考える結論は似ているため)が、②はPubmedで今までどのような研究が行われていたか調べずに研究を始めるのと同じです。
厳しく言うと、新しいアイデアのない「車輪の再発明はムダ」と感じています。
ただ、これは「医療/ヘルスケア×ビジネス」の領域でPubmedのような情報のストックがないため。
そもそも、デジタルヘルスが日本で「デジタルヘルス元年」と言われ出したのは2010年。
GEとインテルがデジタル医療領域の合弁会社としてGEヘルスケアを作って、CEATECでGEヘルスケアジャパンが展示をしたり、12月にキャノンが京都大学に5億円の寄付をして先端医療機器開発センターを設立したり。
経済産業省が策定した産業技術のロードマップである「技術戦略マップ」の2010年版には医療機器分野があって、そこで『2030年のくらしと医療機器』としてデジタルヘルスがあるくらしが考えられています。
経済産業省のヘルスケア産業課も2011年7月にできました。
2030年に向けた次の10年のためにも、2010年からの10年でどのような取り組みがされ、進んだもの/進んでいないもの、そしてその背景を整理する必要があると感じています。
当面は連絡を頂いた人や企業の相談には、自分のやれることとして、しくしくと対応していこうと思っています。
2019年、個人的10大ニュース!!
年末になりましたね!!
今年もこの季節がやってきました、個人的10大ニュース。
今年も振り返ると色々なことがありました。
ヘルスケア業界だと2019年1月はm3とLINEの合弁のLINEヘルスケアができたり。
ヘルステックの企業としても、3月にwelby、12月にメドレーとJMDCと
2014年のメドピア、MRT以来久しぶりにマザーズへの上場があったりしました!
と、業界としても大きな転換点となった2019年ですが、
業界としてではなく、あくまで個人的な10大ニュースをランキング形式で発表していこうと思います!!
ちなみに2017年・2018年はこれでした!
(2017年と2018年の1位を覚えていますか?)
ということで、まず第10位から始めていきましょう!
【第10位】VTR収録でのテレビ出演を初体験!!
今まで2回、NHKの生放送ばかりで呼ばれてテレビに出ていたんですが、
今回初めて『オンライン診療』『医療ベンチャー』という話でVTR収録をすることになりました!
生放送だと話したことがそのまま放送されるのでぜんぜん困ったことはなかったのですが、VTR収録でどこか一部が使われて、変な編集されたりして自分の意図と違ったようになったらどうしようとちょっと心配をしていました。
しかし、実際は30分くらいインタビューに答えたんですが、テレビ局の方がとても丁寧に事実関係を確認してくれたり、意図通りまとめてくれて、まったく問題ありませんでした!
パネルもばっちりで、むしろ大感謝なくらい!!
インタビューの放送時間も5分弱くらい放送されて、最後は自分の思っている未来の医療と、それをどう作っていくかについても話をさせてもらえてとても貴重な経験をしました!
2020年もやったことのない新しいことには積極的にチャレンジしていこうと思っています!!
【第9位】経済産業省、東京都医師会、医療機器産業研究所など各種委員会の委員にたくさん就任した!
今年は様々な会の委員会のメンバーに就任して呼んで頂けるようになりました!
今までも参加していた
・日本眼科学会 次世代医療(AI、遠隔医療、ビッグデータ)戦略会議
・日本遠隔医療学会 幹事 / 運営委員
・日本医療ベンチャー協会 理事
に加えて
・経済産業省 Healthcare Innovation Hub開設に向けたラウンドテーブル
・経済産業省 第四次産業革命時代に
・東京都医師会 医療情報検討委員会
・医療機器産業研究所 デジタルヘルス医療技術の保険償還のあり方に関
などの委員もさせてもらうようになり、明らかに自分の思っていることを行政に伝える機会をもらえるようになりました!
会議だけだと、厚生労働省の医療ベンチャー支援「MEDISO」と経済産業省「InnoHub」の連携会議に出席したり、
自分でもびっくりしていた話だと、
『明るい社会保障改革推進議員連盟』の会議に呼んでもらい講演をして、
衆参の議員の先生方とディスカッションもさせてもらったりしました。
加藤大臣、世耕元大臣とはこの後、Facebookのメッセージをさせてもらったり、2020年はもっとびっくりすることも起きそう。
去年では想像できなかったことが起こっているから面白い!!
2020年もさらにチャレンジし続けていく予定です!!
【第8位】経済産業省主催の「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2019」でデジハリの木野瀬さん&中山先生がファイナリストに!!
2019年1月の話でもうだいぶ昔ですが、毎年行われる経済産業省主催の「ジャパンヘルスケアビジネスコンテスト2019」で、デジタルハリウッド大学大学院から木野瀬さん、中山先生がファイナリストになりました!!
受賞後の2人の2019年の活躍は今さら言うまでもなく大活躍でした!!
本当におめでとうございますですし、自分ごとのようにうれしかった!!!
そして来年、2020年1月23日に行われる第4回では、デジタルハリウッド大学大学院としては病児保育プラットフォーム「あずかるこちゃん」をやっているCI.Inc代表の園田先生がファイナリストになっています!!
また、自分のやっているヘルスケアビジネスの勉強会、「ヘルスケアビジネス研究会」のメンバーとしては、アトピヨ代表のRyotaro Ako氏もファイナリストに選ばれています!
https://healthcare-innohub.go.jp/events/jhec
決戦の2020年1月23日!めちゃくちゃ楽しみにしています!!
【第7位】ヘルスケアビジネス研究会が3年目に突入!!
厚生労働省を辞めた後の2017年8月から始めたオンラインでのヘルスケアビジネスの勉強会である「ヘルスケアビジネス研究会」が3年目になりました!
この勉強会からは新たなつながりができたり、サービスが開発されたり、自分としてはとても心地のいい仲間とめちゃくちゃ楽しい話ができるコミュニティになっています。
これについては、今年、Med IT Techで取り上げてもらった記事と、京都府立医大の医学生でメンバーの洲脇君のインタビューをぜひ読んでもらえたらうれしいです!
(長くなりそうなのでちょっと巻きます)
◎「あの頃は、7人くらいしかいなかった」ー多動力を発揮する加藤浩晃氏が見据えるのは | Med IT Tech
https://medit.tech/dr-kato-salon/#RNOaL47.twitter_responsive
◎医学生発のヘルステック事業とヘルスケアビジネス研究会の出会い - CANARY https://lounge.dmm.com/canary/25620/
◎国内最先端の情報と最高の期待感!「ヘルスケアビジネス研究会」の魅力とは - CANARY https://lounge.dmm.com/canary/24055/
【第6位】アイリスからたくさんのプレスリリースを出しました!!
aillis.jp
皆さんご存知だと思うのですが、アイリス株式会社は2017年11月に沖山先生と一緒に始めた医療機器開発ベンチャーで現在、1つ目のプロダクトとしてインフルエンザ診断支援のAI医療機器開発を行っています。
このアイリス株式会社から想いもってプレスリリースを計画して出していたことが今年の思い出です。
出していたプレスリリースの話はどういうことかというと、
◎「第1種医療機器製造販売業」と「医療機器製造業者」になった
◎シリーズBとして12.5億円の資金調達!
◎医学部で日本初、単位認定されたインターンシップを始めた
の3つが主です。
特に東京医科歯科大学と共同で出した実績・プレスリリースは、これによってこれから医学部生が大学の授業の一環として医療ベンチャーで経験を積むことができる道ができたと思っていて誇らしく思っています!!
2020年はさらにアイリスの発信をしていきます!!
では次は5位!・・・という前に番外編です。
【番外編】今年も今まで会いたいと思っていた人と会うことができました!!
たくさんの出会いがあった2019年なのですが、その中でも自分が恋焦がれていた2人の話をさせてください!
一人はマーケッターの神田昌典先生です!
神田先生はベンチャー界隈だと、著書「成功者の告白」でご存知の人も多いかもしれません。
「成功者の告白」は自分の中でNo.1書籍として、今までの人生で10回以上読んできていて、本当に大好きな本です。
(自分は起業する人に向けてのプレゼントとして「成功者の告白」を送っているので、もらって呼んだ人も多いかも。)
その神田先生と一緒にお酒を飲める機会があって、本当に幸せな時間でした!
そしてなんと、一緒に仕事ができそうなことがありディスカッションをすることになったので、2020年もさらに新たな展開があるかもです!!
そして、もう一人はインテグラル&スカイマーク代表の佐山展生先生です!!
佐山先生とは、念願かなって自分が2019年4月から通っている一橋大学大学院のファイナンスMBAのゼミでお会いさせて頂けました!!
自分が佐山ゼミの懇親会の幹事を引き受けたり、課外活動として行った甲子園の幹事もしたりして、近くで佐山先生を感じまくっています!!
佐山先生みたいな大人になりたいし、PEファンドは自分の将来像の一つでもあるので、ロールモデル&魅力的だと思っている大好きな人です。
神田先生も佐山先生も話すとめちゃくちゃ長くなってしまうので、また改めて想いをブログに書いたほうがよさそうです!
では、ランキングに戻ります!折り返しの第5位!!
【第5位】日本医学教育学会でグループで5演題発表!!
7/26-28に行われた第51回日本医学教育学会大会で、「デジタルヘルス」や「医療者のキャリア」関連で5演題発表をしてきました!!
自分は元々、医学教育を専門としていたので、2016年に厚生労働省に出向する前はよく参加&発表していたんですが、ここ3年間くらいなかなか行けていませんでした。
医学教育は自分が一生やっていきたいことです。
2024年に医師の時間外労働の上限が来たときには、病院の外に出ていく医師が増えていくと思っていて、今の自分はそれを先取りした生き方をしていると勝手に思っています。
自分の思った道を進むためにも、2020年も大いにこの分野動き回ろうと思っています!!
【第4位】エクスメディオがEXIT!!
この第4位は意外と思う人も多いかもですが、マイナビによるエクスメディオのM&Aです。これは自分の中でも大きな出来事でした!
自分が元々がっちり眼科専門医で臨床医としてバリバリ手術とかやっていたことを知っている人が少なくなってきている今日この頃ですが、
自分が一番最初に医療ベンチャーの一員(Chief Medical Officer)となったのがエクスメディオでした。
2015年くらいに眼科のDtoDの遠隔医療をアプリで始めたのも、エクスメディオで作った「メミルちゃん」というサービスでした。
このエクスメディオが2019年4月1日にマイナビへの株式譲渡でEXITして、それ関係した収益が自分に入りました。
医療ベンチャーの一つのEXITなんだなと実感したのが大きな出来事です!
あと残りはベスト3!!
【第3位】厚生労働省MEDISOに加えて、経済産業省InnoHubでもアドバイザーに就任!
厚生労働省の医療ベンチャー支援MEDISOのアドバイザーには2017年から就任させてもらっています。
7月に経済産業省が作ったヘルスケアサービス開発を行う時のワンストップ相談窓口「Healthcare Innovation Hub(略してInnoHub)」のアドバイザーにも就任させてもらいました!!
自分は日本の地方も含めた医療課題を解決するためには、「ビジネス」の力も使っていく必要があると考えて、臨床医からビジネスの世界に飛び込みました。
医療機関を向いている厚生労働省と産業振興を考えている経済産業省の、医療・ヘルスケアベンチャー支援を自分がつなげる気概でやっていこうと思っています!!!
【第2位】5つの大学で非常勤の教員&上場企業2社で社外取締役になりました!
今年は
・デジタルハリウッド大学大学院 客員教授
・千葉大学病院 客員准教授
・東京医科歯科大学 臨床准教授 / 非常勤講師
・東北大学大学院 非常勤講師
・横浜市立大医学部 非常勤講師
をやらせていただきました!
各大学で授業をさせてもらったり、科研費で共同研究をしたりめちゃくちゃアカデミアを楽しませて頂いています!!
まだまだ自分はチャレンジャーと思っていて前に進んでいるんですが、「後進を育てる」ということも大好きなので、多くの人に自分の経験したこと学んだことを伝えていきたいと思っています!!
そして、上場企業としてもMRT株式会社に加えて、株式会社メディカルネットの社外取締役にもなりました!!
メディカルネットは歯科領域を中心としたメディアプラットフォームや医療機関経営支援の事業をしている会社で、歯科医療業界全体をつなぐハブとなるような戦略を進めています!
自分の強みが
・今も臨床をしている医療現場感
・元厚生労働省官僚で、医療政策/医療制度に詳しいところ
・国内外のヘルステックベンチャーの取り組み事例の知識
・大企業とのヘルスケア新規事業開発の支援経験
なので、これを生かしてメディカルネットのさらなる発展にも貢献したいと思っています!!
また、MRT株式会社では、初のグループ全体会議をしました!!
MRTの社外取締役は3年目。
2020年はめちゃくちゃ面白い動きができると思うので期待してもらいたいです!!
【第1位】アイリス株式会社で2周年記念感謝祭を開催!!
hiroakikato.hatenablog.jp
やはり今年の第1位はアイリス株式会社の2周年です!!
去年も言ったかもですが、2017年11月14日には沖山先生と自分の2人しかいなかったアイリス株式会社が、この2年の間に多くの方々の協力のもと成長しました!
そして3年目、いよいよプロダクトを世に公開していきます!
まだ何も社会に価値を提供できていなかったところが、やっと社会に届けることができます!
気持ちとしては、アイリスが2020年の医療機器ベンチャーの空気を作っていこうと思っているくらいです!!!
第6位のところでも書きましたが、いろいろな発表を2020年はしていくので、
ぜひ2020年のアイリスの動きに注目してもらえたらと思っています!
以上、2019年の個人的10大ニュースでした!!
あっという間の1年間でしたが、多くの人に助けてもらって今の自分があると思っています。
2020年の自分のテーマは「ニュースタンダードを創る」です。
これは2016年から使い続けているスライドなのですが、「時代が大きく変化している」とよく言われていたことは2019年までで、2020年からは新時代に切り替わると思っています。
2015年から2019年までは新旧の価値観が混在していましたが、2020年からは新の価値観だけが残っていく時代。
この時代の医師の生き方は、「自分が何の価値を社会に届けることができるか」ということを考える必要があると思っています。
2020年になったらすぐに周りの風景が変わるというわけではないですが、じわじわと進んでいき、2024年には医師の時間外労働上限の制限とともに大きく変わります!!
その時代の医師の新たな生き方、HAPPYのロールモデルとなるべく
2020年は「ニュースタンダードを創る」をテーマにしていこうと思っています。
2019年は本当にありがとうございました!
2020年も、何卒よろしくお願い申し上げます!!!!
アイリスの2周年記念で大感謝祭を行いました!
今日はアイリス株式会社の2周年記念の感謝祭でした!!
全体ミーティングの後のサプライズのケーキから始まり、
夕方からは、今までお世話になった方々や過去の20人以上のインターン生などを招いて、社内で大感謝祭を行いました!
まず、アイリスのキャラクター濾胞ちゃんとオリジナルのチロルチョコで出迎えて、
お酒と食事を大量に準備!!
まずイベントは、社長の沖山先生からの、アイリスに関係してくださる方々への感謝のスピーチから始まりました!
そしてその後は、今まで関係してくださっている方々に向けて、チームリーダ
ーが現在していることとこれからについて発表をしていきました!
その後は大いに語りあう!!
そして最後の締めを自分が話させてもらって(みんな酔ってて?写真がありません。笑)、そこから参加者全員の記念撮影をしました!!
アイリスは2017年11月14日に創立して、まだ2年しかたっていない会社です。
けどこの2年で、今回参加できなかった方々も含めて多くの人の協力、そして仲間が増えていって今があります。
ただ、今はまだ何もアイリスとして成し遂げられていません。
アイリスで開発しているインフルエンザのAI診断医療機器を皮切りに、これから社会に価値を提供していきます。
多くの人に期待されて、多くの人が応援してくれているアイリスのビジョンを必ず成し遂げると心に決めた夜でした!!
2年ぶりのストレングスファインダーでの変化
2年ぶりにストレングスファインダーをしました!
1.戦略性
2.達成欲
3.着想
4.社交性
5.個別化
上位5つのうち3つが影響力(黄色)だった前回から、達成欲や個別化、アレンジなとが上位に変わっていました。
2年前の2017年は厚生労働省を辞めたばかりで、「何かしら自分の考えていることを世に伝えたい」とばかり考えていた時でした。
今は、「個別化」や「アレンジ」が上位に来ていることからも自分の変化なのですが、
アイリス株式会社のメンバーの一人一人が輝けるようにと思って仕事をしていることが多いです。
まるで自分は「アイリス芸能プロファクションの社長です」っていう感じで。
働きやすい環境を整備したり、みんなのHAPPYを知ったりなどなど。
心理的安全性がもちろん提供できて、そして、お互いを応援しあえるような、心が満たされた環境づくりをしたいと思っています。
現在の加藤浩晃はこういう人です。
日経クロスヘルスEXPO2019「医療×AI 2020」セッション
先日、日経のクロスヘルスEXPO2019で、「医療×AI 2020」セッションのモデレーターをさせてもらいました!!
その記事が、本日公開されています!
面白いディスカッションができていて、会場も盛り上がっていたのでお時間ある方はぜひ!!
◎2021年にもAIが医師の診断能力を超える、4人の医師が議論
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/event/18/00083/00012/?ST=ch_digitalhealthn_cidnbpnxt_fbbn?n_cid=nbpnxt_twbn