ヘルスケアビジネスの新戦略 ~加藤浩晃の頭の中~

未来の医療はどうになっていくのか、そして医師の未来はどうなるのか。AIやIoTなどの第4次産業革命のテクノロジーによって医療現場は『医療4.0』として大きく変わります。加藤浩晃が未来に向けて考えていることを書くブログです。

規制改革推進会議で遠隔診療に関して発言してきました!!

今日は自分にとってとても記憶に残る日になりました!!

 

なんと、本日の「内閣府 規制改革推進会議」の医療・介護WGに遠隔診療の話で登壇させて頂きました!

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そのうち資料や議事録は公開となると思いますが、
「遠隔診療に関連した制度課題の報告」として3点の論点を出してきました!!

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(資料公開やマスコミ発表前にブログでフライングして話をしたらたぶん怒られそうで控えます・・笑)

 

厚労省や規制改革推進会議の委員の先生方の反応もよく、
遠隔診療の適切な推進のために今日の論点は貢献できそうでうれしいです!!

 

引き続きがっつり取り組んでいきます!!!

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(10月11日追記 )

業界紙でニュースになっていました!!

 

『医療ベンチャー協会、テレビ画像での「外来診療料」算定を  規制改革WGで』

 規制改革推進会議の医療・介護ワーキンググループ(WG)は10日、遠隔診療に関連する課題と対策案を日本医療ベンチャー協会からヒアリングした。同協会は、一般病床200床以上の病院で遠隔診療を可能にするため、「A002外来診療料」でテレビ画像による算定を可能とすることを要望。または、新たに「遠隔診療再診料」の創設を提案した。会合は非公開。終了後に内閣府規制改革推進室が説明した。

 現状では、へき地に住む希少疾患患者の通院負担を軽減するため2回に1回の診察を遠隔診療に変更したい場合、一般病床が200床以上の病院は再診料ではなく「外来診療料」として算定する。ただし、外来診療料ではテレビ画像などによる診療が認められていない。このため同協会は、実質的には当該医療機関の医師が保険診療で遠隔診療を実施できないと指摘した。

 他方、慢性疾患患者の診察では、特定疾患療養管理料が算定できないことを課題に挙げた。遠隔診療と対面診療で「患者の診察に必要な時間としては変わらない」とし、管理料を算定できないことが遠隔診療導入の障壁となっていると説明した。

 遠隔診療の課題として、医療を提供される患者の場所についても言及。自宅にICT環境が整っていない高齢患者もいると主張し、公民館などで遠隔診療を受けることができるよう、医療提供の場所に規定されている「居宅等」の解釈を拡大することを求めた。