「やってみたい」ではなく、「やる」ことが大切!
今日もヘルスケアビジネスの相談をもらった。
最近の傾向としては、「ビジネスの内容:医療者としての生き方=2:1」くらいの割合で相談をもらっている。
だんだん医療者も医療現場はもちろんのこと、その他にも医療者としての価値を見出そうとしているってことかな。
ということで、昨日から今日にかけてツイートしたこと。
「やりたいです」とか「やってみたいです」って言ってる人は、とっととやればいいのに。
— 加藤浩晃@医療4.0|医療AI・遠隔医療 (@HiroakiKato) 2019年6月8日
本当にやりたいのではなく、体験してみたいだけなら『大人版ギッザニア』。
ギッザニアで満足な人と、本気でやりたい人が混ざらないようにしたい。
デジタルヘルスやヘルステックという言葉が市民権を得てきているのと比例して、ちょっと興味あるくらいの「ごっこ遊び」したい人がめちゃくちゃ増えてきてる。
— 加藤浩晃@医療4.0|医療AI・遠隔医療 (@HiroakiKato) 2019年6月9日
遠隔医療や医療AIでこんなことできないかって、数分や数時間考えたくらいの話はすでに話されていて、それをやるかやらないかだけが大切!
医療AIでやれることはたくさんあると思いますし、ご本人がやりたいのならやればいいと思いますよ。
— 加藤浩晃@医療4.0|医療AI・遠隔医療 (@HiroakiKato) 2019年6月9日
けど、他の人のリソースも巻き込むのならそれなりに他ではなくそれをやる理由をもらえないと。
にわかな相談かめっちゃあって、めちゃくちゃ困る。
俺はやらないけど、やりたいたらやればいい!!
みんなそれぞれのリソースや時間は有限で、何かしら順位づけをして取り組まないといけない。
— 加藤浩晃@医療4.0|医療AI・遠隔医療 (@HiroakiKato) 2019年6月9日
まだまだ医療現場には課題があるけど、1人で全ては解決できない。
ご本人がやりたいならやればいいけど、自分は手伝えないとか言うと、不機嫌な顔されて本当に困る。
その課題がないと言ってるのではない!
本当に今の臨床とかよりも自分がやりたいと思うなら、臨床の時間を泣く泣く減らして、やりたいと言ってることに取り組めばいい。それも全力で。
— 加藤浩晃@医療4.0|医療AI・遠隔医療 (@HiroakiKato) 2019年6月9日
けど、ちょっとやりたいくらいのノリに力づくで巻き込むのはやめてもらいたい。
みんなが本当に自分で選んだやりたいことができる社会にしようよ。
エムスリーAIラボで轟くんと連載が始まりました!!
今日から医療画像AIの研究者で専門家、アイリス株式会社のAIエンジニアの轟くんと一緒に、エムスリーのAIラボで
「轟・加藤の医療AIトレンドを追う」
という連載を開始させて頂きました!!
この連載は自分は監修として関わらせて頂いているのですが、
メインで連載の原稿を書いている轟くんにむしろ自分もいつも教えてもらっています!
どうしても難しい話が出てくることも多い中、わからないところは轟くんに原稿で解説を追記してもらったりしながら
読みやすさを意識した1000文字くらいのコンパクトな文字量で連載ができています!!
毎回、書きたいネタがたくさんある中、その時の時流に一番あってそうな原稿が書かれています。
Web記事で早急に対応することもできたりするので、まさに「医療AI」のトレンドを追う連載になればと思っています!
轟くんにはまた来週、自分が主催している千葉大学メドテック・リンクセミナーでも講演をしてもらおうと思っています!!
医療AIとのトレンドと、エンジニアで経験した医工連携のコツという話をしてもらいます。
ワクワクが止まりませんです!!
「2030年のヘルスケア展望」のインタビューを受けました!
日経BP社の新しい健康・医療分野のメディア「Beyond Health」で2030年のヘルスケア展望に関して取材を受けました!
質問は次の3つ
【質問1】今とは違う(ヘルスケアに関する)特徴的な社会の仕組みとして、どのようなものが存在しているか
【質問2】今とは違う(ヘルスケアの関する)特徴的なサービス/ソリューションとして、どのようなものが登場しているか
【質問3】その際に、活躍している企業・業種・職種としては、どのようなものが挙げられるか
ナナメ上な感じでコメントしているので、楽しみに読んでもらえるとぜひ!!
「医工学診療」の専門家が登場する Beyond Health ~2030年のヘルスケア展望~
https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/opinion/00001/051300004/
お風呂屋さんと裸の付き合いと慣用句と。
今日は小学2年生の息子とお風呂屋さんでした!!
フルーツ牛乳のないお風呂屋さんなんて・・・
銭湯名物のフルーツ牛乳は販売中止になっちゃってたんですね・・
と、今日はフルーツ牛乳の話をしたかったわけではなく、「お風呂屋さん」「銭湯」という存在についてです。
浴槽に入っていた時に、ふと我にかえったら、見渡すくらい30人ぐらいの人が裸でいるわけなんですよ。
それも全く知らない人。
全く知らない人なんですけど、銭湯って一人でも「さみしくない」んですよね。
なんだろう、お風呂で
身体が温まっているからなのか、心が温まっているからなのか、はたまた動いている人が見えるからなのか。
ただ、動いている人が見えるってだけだと、東京駅とか品川駅とかはめちゃくちゃ人がいますが、まったくさみしさがぬぐえません。
やっぱり昔から言う「裸の付き合い」なのでしょうか。
「裸の付き合い」「膝をつきあわせる」などの身体を使った慣用句って、逆に社会システムが1周して、本質を考えるヒントになるんじゃないかって注目しています!
息子とも家のお風呂は良く一緒に入っているのですが、
なぜかお風呂屋さんに一緒に行って裸の付き合いをしたことで、さらに心の距離が近くなったような気がしています。
ヘルスケアビジネス研究会きっかけで一人一人との付き合いへ。
今日は毎月1回やっているヘルスケアビジネス研究会の勉強会イベントでした!
講師として産業医の三宅先生に来てもらって
「企業を起点としたこれからの健康管理を考えよう」みたいなテーマで話をしてもらいました!!
三宅先生は元々(というか今も)眼科医で、視覚障害者の
神戸でiPS細胞移植を行った高橋政代先生とともにビジ
眼科医時代からの「視覚✖テクノロジー」の話と、ヤフーの産業
質疑応答で議論を深めていくと、
・医師の診療
身体の診療だけでなく、社会的診療や精神的診療を行っていくこと
・働き方
スティーブジョブズも日本的サラリーマン生活はなじめないし、普通以下のパフォーマンスしか発揮できない。
環境というより選択できる自由という考え方。
・生体モニタリング
生体モニタリングで「連続」したデータを測定できるということのインパクト。
など、あまり周りでまだ話されていないようなところの話もあり、議論を深めることができて、とても有意義でした!!
そして、やっぱりヘルスケアビジネス研究会に参加しているメンバーに感謝でした。
4月にありがたいことにDMMからインタビューされて、ヘルスケアビジネス研究会の入会が増えていたりしていたんだけど、
メンバー数を増やすのはやはりどうかなと思ってきてて、たくさんの人にいい顔しても、結局一人一人のことを知れていないようだと良くないと思っていて。
運営としては、膝と膝を突き合わせるような、昭和チックなべたべたした関係で、自分がお見合いのおばちゃんみたいなおせっかいおばちゃんになっていきたいと感じています!!
ヘルスケアビジネス研究会はあくまでも「きっかけ」で、これを通して一人一人と人としての付き合いまで発展させていきたいと思っています!!
アイリスはまだまだ何も医療現場を良くできていない。
昨日のリリースに大反響をもらっています。ありがとうございます。
日経新聞やTech Crunchなどでも記事にしてくださり、多くの方から個人的にメッセージももらっています。本当に感謝です。
◎日経新聞
◎Tech Crunch
ただ、昨日から「資金調達おめでとう!」と言ってくださる方々にお返事で言っているのは、
「まだまだ自分たちは医療現場に何も価値を届けていないし、ただ、資金を集めたにすぎない」ということ。
調達額が大きいので注目してもらえてありがたいのですが、医療現場を少しでもよくしたいと思ってアイリスを始めて、まだ自分たちは何も医療現場を良くできていません。
自分たちは、医療現場にAIの可能性を広げていくことができればと思っていますし、そのためにまず現在開発している医療機器を届けたいと思っています。
会社のことですし、上場企業も関係していますのでなかなか話せないことも多いのですが、
自分たちは真摯に医療現場を良くすることだけを考えて、進んでいます。
資金にばかり注目が集まってしまったのですが、アイリスが向かっていること、成し遂げようとする未来に対して、信じて、応援してもらえたらとてもうれしいです。
そして、もし、自分たちが甘えや違った道に進みそうなときは、厳しい言葉をかけてもらえたらありがたいです。
会社経営をしていますが、自分たちは大きな意味で「医療」を行っていると思っています。
それは医師としての医療が診察・治療にとどまらないと考えているためです。
医師として、医師法の第1条に書かれているような「社会を健康にする」一助となればと思って進んでいます。
これからも引き続きよろしくお願いいたします!!
アイリスの未来に向けて
GW明けて、長い長い1日が終わりました!!
今日は見てくださった方も多いかもですが、アイリス株式会社としてシリーズBとして12.5億円の資金調達のリリースを出しました!!
資金調達は今までも何回かしてきていたのですが、これまでは会社の方針でリリースを出してなく、資金調達のリリースを出すのは初めてです。
大型の資金調達で、改めて身が引き締まる思いですし、
自分たちが理想とするAI医療機器を、まだ現場に届けてられていないので、これからさらに開発スピードも早めていこうと思っています!!
早速、日経新聞でもオンラインで記事にして頂いて、夕方以降に会った人からは日経電子版で見たと言っていただけてとてもありがたいです!!!
アイリスは昨日のブログにも書いたのですが、とてもいいメンバーに囲まれて環境は最高、このメンバーでやれないはずはないという想いがあります。
アイリスのメンバーそれぞれが「個」として輝きながらも、「アイリス」という集合体に集結して自分の強みを発揮できる環境が最高ですし、さらにそれぞれがより輝けるようにもしていくのが自分の仕事だと思っています。
まだまだ道なかば、日々精進!!
アイリスは一緒に次世代の医療に向かって進んでいく仲間を募集しているので、ぜひ興味を持ってもらえたらWantedlyとか探して連絡してもらえたらと思っています!
よろしくお願いします!!