医療の未来を考える ~加藤浩晃の医療未来予報~

未来の医療はどうになっていくのか、そして医師の未来はどうなるのか。AIやIoTなどの第4次産業革命のテクノロジーによって医療現場は『医療4.0』として大きく変わります。加藤浩晃が未来に向けて考えていることを書くブログです。

2019年、個人的10大ニュース!!

年末になりましたね!!

今年もこの季節がやってきました、個人的10大ニュース。


今年も振り返ると色々なことがありました。

ヘルスケア業界だと2019年1月はm3とLINEの合弁のLINEヘルスケアができたり。

ヘルステックの企業としても、3月にwelby、12月にメドレーとJMDCと
2014年のメドピア、MRT以来久しぶりにマザーズへの上場があったりしました!

と、業界としても大きな転換点となった2019年ですが、
業界としてではなく、あくまで個人的な10大ニュースをランキング形式で発表していこうと思います!!

ちなみに2017年・2018年はこれでした!

(2017年と2018年の1位を覚えていますか?)

hiroakikato.hatenablog.jp

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ということで、まず第10位から始めていきましょう!

 

 


【第10位】VTR収録でのテレビ出演を初体験!!

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hiroakikato.hatenablog.jp

今まで2回、NHKの生放送ばかりで呼ばれてテレビに出ていたんですが、

今回初めて『オンライン診療』『医療ベンチャー』という話でVTR収録をすることになりました!

 

生放送だと話したことがそのまま放送されるのでぜんぜん困ったことはなかったのですが、VTR収録でどこか一部が使われて、変な編集されたりして自分の意図と違ったようになったらどうしようとちょっと心配をしていました。

しかし、実際は30分くらいインタビューに答えたんですが、テレビ局の方がとても丁寧に事実関係を確認してくれたり、意図通りまとめてくれて、まったく問題ありませんでした!

パネルもばっちりで、むしろ大感謝なくらい!!

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インタビューの放送時間も5分弱くらい放送されて、最後は自分の思っている未来の医療と、それをどう作っていくかについても話をさせてもらえてとても貴重な経験をしました!

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2020年もやったことのない新しいことには積極的にチャレンジしていこうと思っています!!

 

 

 

【第9位】経済産業省、東京都医師会、医療機器産業研究所など各種委員会の委員にたくさん就任した!


今年は様々な会の委員会のメンバーに就任して呼んで頂けるようになりました!

今までも参加していた

・日本眼科学会 次世代医療(AI、遠隔医療、ビッグデータ)戦略会議
・日本遠隔医療学会 幹事 / 運営委員
・日本医療ベンチャー協会 理事


に加えて

経済産業省 Healthcare Innovation Hub開設に向けたラウンドテーブル
経済産業省 第四次産業革命時代におけるヘルスケアサービスのデジタルトランスフォーメーション調査研究会
・東京都医師会 医療情報検討委員会
・医療機器産業研究所 デジタルヘルス医療技術の保険償還のあり方に関する研究会

などの委員もさせてもらうようになり、明らかに自分の思っていることを行政に伝える機会をもらえるようになりました!

 

会議だけだと、厚生労働省の医療ベンチャー支援「MEDISO」と経済産業省「InnoHub」の連携会議に出席したり、

 

自分でもびっくりしていた話だと、

加藤厚生労働大臣、世耕前経済産業大臣が顧問を務める

『明るい社会保障改革推進議員連盟』の会議に呼んでもらい講演をして、

衆参の議員の先生方とディスカッションもさせてもらったりしました。

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加藤大臣、世耕元大臣とはこの後、Facebookのメッセージをさせてもらったり、2020年はもっとびっくりすることも起きそう。

去年では想像できなかったことが起こっているから面白い!!

2020年もさらにチャレンジし続けていく予定です!!

 

 

 

【第8位】経済産業省主催の「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2019」でデジハリの木野瀬さん&中山先生がファイナリストに!!

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hiroakikato.hatenablog.jp


2019年1月の話でもうだいぶ昔ですが、毎年行われる経済産業省主催の「ジャパンヘルスケアビジネスコンテスト2019」で、デジタルハリウッド大学大学院から木野瀬さん、中山先生がファイナリストになりました!!

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受賞後の2人の2019年の活躍は今さら言うまでもなく大活躍でした!!

本当におめでとうございますですし、自分ごとのようにうれしかった!!!


そして来年、2020年1月23日に行われる第4回では、デジタルハリウッド大学大学院としては病児保育プラットフォーム「あずかるこちゃん」をやっているCI.Inc代表の園田先生がファイナリストになっています!!

また、自分のやっているヘルスケアビジネスの勉強会、「ヘルスケアビジネス研究会」のメンバーとしては、アトピヨ代表のRyotaro Ako氏もファイナリストに選ばれています!

 

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https://healthcare-innohub.go.jp/events/jhec

決戦の2020年1月23日!めちゃくちゃ楽しみにしています!!

 

 


【第7位】ヘルスケアビジネス研究会が3年目に突入!!

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厚生労働省を辞めた後の2017年8月から始めたオンラインでのヘルスケアビジネスの勉強会である「ヘルスケアビジネス研究会」が3年目になりました!

この勉強会からは新たなつながりができたり、サービスが開発されたり、自分としてはとても心地のいい仲間とめちゃくちゃ楽しい話ができるコミュニティになっています。

これについては、今年、Med IT Techで取り上げてもらった記事と、京都府医大医学生でメンバーの洲脇君のインタビューをぜひ読んでもらえたらうれしいです!
(長くなりそうなのでちょっと巻きます)


◎「あの頃は、7人くらいしかいなかった」ー多動力を発揮する加藤浩晃氏が見据えるのは | Med IT Tech
https://medit.tech/dr-kato-salon/#RNOaL47.twitter_responsive

 

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医学生発のヘルステック事業とヘルスケアビジネス研究会の出会い - CANARY https://lounge.dmm.com/canary/25620/


◎国内最先端の情報と最高の期待感!「ヘルスケアビジネス研究会」の魅力とは - CANARY https://lounge.dmm.com/canary/24055/

 

 


【第6位】アイリスからたくさんのプレスリリースを出しました!!

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皆さんご存知だと思うのですが、アイリス株式会社は2017年11月に沖山先生と一緒に始めた医療機器開発ベンチャーで現在、1つ目のプロダクトとしてインフルエンザ診断支援のAI医療機器開発を行っています。

このアイリス株式会社から想いもってプレスリリースを計画して出していたことが今年の思い出です。

 

出していたプレスリリースの話はどういうことかというと、

◎「第1種医療機器製造販売業」と「医療機器製造業者」になった

hiroakikato.hatenablog.jp

◎シリーズBとして12.5億円の資金調達!

hiroakikato.hatenablog.jp

◎医学部で日本初、単位認定されたインターンシップを始めた

hiroakikato.hatenablog.jp


の3つが主です。

特に東京医科歯科大学と共同で出した実績・プレスリリースは、これによってこれから医学部生が大学の授業の一環として医療ベンチャーで経験を積むことができる道ができたと思っていて誇らしく思っています!!

2020年はさらにアイリスの発信をしていきます!!




では次は5位!・・・という前に番外編です。


【番外編】今年も今まで会いたいと思っていた人と会うことができました!!

 

たくさんの出会いがあった2019年なのですが、その中でも自分が恋焦がれていた2人の話をさせてください!

 

一人はマーケッターの神田昌典先生です!

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神田先生はベンチャー界隈だと、著書「成功者の告白」でご存知の人も多いかもしれません。

「成功者の告白」は自分の中でNo.1書籍として、今までの人生で10回以上読んできていて、本当に大好きな本です。

(自分は起業する人に向けてのプレゼントとして「成功者の告白」を送っているので、もらって呼んだ人も多いかも。)

 

その神田先生と一緒にお酒を飲める機会があって、本当に幸せな時間でした!

そしてなんと、一緒に仕事ができそうなことがありディスカッションをすることになったので、2020年もさらに新たな展開があるかもです!!


そして、もう一人はインテグラル&スカイマーク代表の佐山展生先生です!!

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佐山先生とは、念願かなって自分が2019年4月から通っている一橋大学大学院のファイナンスMBAのゼミでお会いさせて頂けました!!

自分が佐山ゼミの懇親会の幹事を引き受けたり、課外活動として行った甲子園の幹事もしたりして、
近くで佐山先生を感じまくっています!!

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佐山先生みたいな大人になりたいし、PEファンドは自分の将来像の一つでもあるので、ロールモデル&魅力的だと思っている大好きな人です。


神田先生も佐山先生も話すとめちゃくちゃ長くなってしまうので、また改めて想いをブログに書いたほうがよさそうです!

 

では、ランキングに戻ります!折り返しの第5位!!

 

 

【第5位】日本医学教育学会でグループで5演題発表!!

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7/26-28に行われた第51回日本医学教育学会大会で、「デジタルヘルス」や「医療者のキャリア」関連で5演題発表をしてきました!!

自分は元々、医学教育を専門としていたので、2016年に厚生労働省に出向する前はよく参加&発表していたんですが、ここ3年間くらいなかなか行けていませんでした。

 

医学教育は自分が一生やっていきたいことです。

2024年に医師の時間外労働の上限が来たときには、病院の外に出ていく医師が増えていくと思っていて、今の自分はそれを先取りした生き方をしていると勝手に思っています。

自分の思った道を進むためにも、2020年も大いにこの分野動き回ろうと思っています!!

 

 

 

【第4位】エクスメディオがEXIT!!

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この第4位は意外と思う人も多いかもですが、マイナビによるエクスメディオのM&Aです。これは自分の中でも大きな出来事でした!

 

自分が元々がっちり眼科専門医で臨床医としてバリバリ手術とかやっていたことを知っている人が少なくなってきている今日この頃ですが、

自分が一番最初に医療ベンチャーの一員(Chief Medical Officer)となったのがエクスメディオでした。

 

2015年くらいに眼科のDtoDの遠隔医療をアプリで始めたのも、エクスメディオで作った「メミルちゃん」というサービスでした。

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このエクスメディオが2019年4月1日にマイナビへの株式譲渡でEXITして、それ関係した収益が自分に入りました。

医療ベンチャーの一つのEXITなんだなと実感したのが大きな出来事です!

 

 

 

 

あと残りはベスト3!!

 

 


【第3位】厚生労働省MEDISOに加えて、経済産業省InnoHubでもアドバイザーに就任!

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厚生労働省の医療ベンチャー支援MEDISOのアドバイザーには2017年から就任させてもらっています。

 

7月に経済産業省が作ったヘルスケアサービス開発を行う時のワンストップ相談窓口「Healthcare Innovation Hub(略してInnoHub)」のアドバイザーにも就任させてもらいました!!

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自分は日本の地方も含めた医療課題を解決するためには、「ビジネス」の力も使っていく必要があると考えて、臨床医からビジネスの世界に飛び込みました。

 

医療機関を向いている厚生労働省と産業振興を考えている経済産業省の、医療・ヘルスケアベンチャー支援を自分がつなげる気概でやっていこうと思っています!!!


 

【第2位】5つの大学で非常勤の教員&上場企業2社で社外取締役になりました!

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今年は
デジタルハリウッド大学大学院 客員教授
千葉大学病院 客員准教授
東京医科歯科大学 臨床准教授 / 非常勤講師
東北大学大学院 非常勤講師
横浜市立大医学部 非常勤講師

をやらせていただきました!

各大学で授業をさせてもらったり、科研費で共同研究をしたりめちゃくちゃアカデミアを楽しませて頂いています!!

まだまだ自分はチャレンジャーと思っていて前に進んでいるんですが、「後進を育てる」ということも大好きなので、多くの人に自分の経験したこと学んだことを伝えていきたいと思っています!!

 

そして、上場企業としてもMRT株式会社に加えて、株式会社メディカルネットの社外取締役にもなりました!!

www.medical-net.com

メディカルネットは歯科領域を中心としたメディアプラットフォームや医療機関経営支援の事業をしている会社で、歯科医療業界全体をつなぐハブとなるような戦略を進めています!

自分の強みが

・今も臨床をしている医療現場感

・元厚生労働省官僚で、医療政策/医療制度に詳しいところ

・国内外のヘルステックベンチャーの取り組み事例の知識

・大企業とのヘルスケア新規事業開発の支援経験

なので、これを生かしてメディカルネットのさらなる発展にも貢献したいと思っています!!

 

また、MRT株式会社では、初のグループ全体会議をしました!!

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MRTの社外取締役は3年目。

2020年はめちゃくちゃ面白い動きができると思うので期待してもらいたいです!!

 

 

 

【第1位】アイリス株式会社で2周年記念感謝祭を開催!!

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やはり今年の第1位はアイリス株式会社の2周年です!!

去年も言ったかもですが、2017年11月14日には沖山先生と自分の2人しかいなかったアイリス株式会社が、この2年の間に多くの方々の協力のもと成長しました!

そして3年目、いよいよプロダクトを世に公開していきます!

まだ何も社会に価値を提供できていなかったところが、やっと社会に届けることができます!

 

気持ちとしては、アイリスが2020年の医療機器ベンチャーの空気を作っていこうと思っているくらいです!!!

第6位のところでも書きましたが、いろいろな発表を2020年はしていくので、

ぜひ2020年のアイリスの動きに注目してもらえたらと思っています!

 

 

以上、2019年の個人的10大ニュースでした!!

 

あっという間の1年間でしたが、多くの人に助けてもらって今の自分があると思っています。

 

2020年の自分のテーマは「ニュースタンダードを創る」です。

 

これは2016年から使い続けているスライドなのですが、「時代が大きく変化している」とよく言われていたことは2019年までで、2020年からは新時代に切り替わると思っています。

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2015年から2019年までは新旧の価値観が混在していましたが、2020年からは新の価値観だけが残っていく時代。

 

この時代の医師の生き方は、「自分が何の価値を社会に届けることができるか」ということを考える必要があると思っています。

2020年になったらすぐに周りの風景が変わるというわけではないですが、じわじわと進んでいき、2024年には医師の時間外労働上限の制限とともに大きく変わります!!

 

その時代の医師の新たな生き方、HAPPYのロールモデルとなるべく

2020年は「ニュースタンダードを創る」をテーマにしていこうと思っています。

 

2019年は本当にありがとうございました!

2020年も、何卒よろしくお願い申し上げます!!!!

アイリスの2周年記念で大感謝祭を行いました!

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今日はアイリス株式会社の2周年記念の感謝祭でした!!

全体ミーティングの後のサプライズのケーキから始まり、


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夕方からは、今までお世話になった方々や過去の20人以上のインターン生などを招いて、社内で大感謝祭を行いました!

まず、アイリスのキャラクター濾胞ちゃんとオリジナルのチロルチョコで出迎えて、

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お酒と食事を大量に準備!!

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まずイベントは、社長の沖山先生からの、アイリスに関係してくださる方々への感謝のスピーチから始まりました!

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そしてその後は、今まで関係してくださっている方々に向けて、チームリーダ
ーが現在していることとこれからについて発表をしていきました!

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その後は大いに語りあう!!

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そして最後の締めを自分が話させてもらって(みんな酔ってて?写真がありません。笑)、そこから参加者全員の記念撮影をしました!!

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アイリスは2017年11月14日に創立して、まだ2年しかたっていない会社です。

けどこの2年で、今回参加できなかった方々も含めて多くの人の協力、そして仲間が増えていって今があります。

ただ、今はまだ何もアイリスとして成し遂げられていません。

アイリスで開発しているインフルエンザのAI診断医療機器を皮切りに、これから社会に価値を提供していきます。

多くの人に期待されて、多くの人が応援してくれているアイリスのビジョンを必ず成し遂げると心に決めた夜でした!!

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2年ぶりのストレングスファインダーでの変化

2年ぶりにストレングスファインダーをしました!

1.戦略性
2.達成欲
3.着想
4.社交性
5.個別化

上位5つのうち3つが影響力(黄色)だった前回から、達成欲や個別化、アレンジなとが上位に変わっていました。

2年前の2017年は厚生労働省を辞めたばかりで、「何かしら自分の考えていることを世に伝えたい」とばかり考えていた時でした。

今は、「個別化」や「アレンジ」が上位に来ていることからも自分の変化なのですが、
アイリス株式会社のメンバーの一人一人が輝けるようにと思って仕事をしていることが多いです。

まるで自分は「アイリス芸能プロファクションの社長です」っていう感じで。

働きやすい環境を整備したり、みんなのHAPPYを知ったりなどなど。

心理的安全性がもちろん提供できて、そして、お互いを応援しあえるような、心が満たされた環境づくりをしたいと思っています。

現在の加藤浩晃はこういう人です。

日経クロスヘルスEXPO2019「医療×AI 2020」セッション

先日、日経のクロスヘルスEXPO2019で、「医療×AI 2020」セッションのモデレーターをさせてもらいました!!


 


その記事が、本日公開されています!

面白いディスカッションができていて、会場も盛り上がっていたのでお時間ある方はぜひ!!

◎2021年にもAIが医師の診断能力を超える、4人の医師が議論
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/event/18/00083/00012/?ST=ch_digitalhealthn_cidnbpnxt_fbbn?n_cid=nbpnxt_twbn

 

今年も慶応医学部主催「健康医療ベンチャー大賞」の2次審査審査員をしました!

今日は慶應大学医学部主催の「第4回 健康医療ベンチャー大賞」の2次審査の審査員をさせてもらいました!


コミュニティが違うのか、それとも大学主催のベンチャー大賞だからなのか、普段では出会わないベンチャーから面白いピッチが聞けるので楽しみにしているイベントです。

自分は去年に引き続き、学生部門・社会人(ビジネス)部門と別れた中の、社会人(ビジネス)部門の2次審査の審査員をさせてもらいました!

2次審査では決勝に進む3組を選んでいます。

毎年レベルが上がってきているなと感じますし、なにより今回は審査できなかったけど学生部門が面白いアイデアを出してきているみたい。

ベンチャーは枠をはみ出して発想する必要があると、自分にも再認識させてもらう時間でした!!


「ヘルスケアビジネス研究会」が面白くなっています!!

「ヘルスケアビジネス研究会」のメンバーの医学生、洲脇くんがインタビューされた記事が公開されました!!

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医学生発のヘルステック事業とヘルスケアビジネス研究会の出会い - CANARY https://lounge.dmm.com/canary/25620/

「ヘルスケアビジネス研究会」は自分が2年前から始めている、医療やヘルスケアの課題をビジネスの切り口で解決する仲間が集まるオンラインの研究会です。

人の集まる場として、自分としてはめちゃくちゃ面白くなってきています!

lounge.dmm.com


今回、サロンメンバーの成功事例のインタビューということで、自分もインタビューに誘われたので着いていったらまあまあ話してしまっていました(^_^;)


単純に、自分のアドバイスが役に立ってうまくいっているのはうれしいし、
紹介がきっかけで新しくプロジェクトが始まっているのを見るのもめちゃくちゃうれしい。

洲脇君だけでなく今後も未来の医療をよくしようとしている人はめちゃくちゃ応援したいし、やれる範囲で協力したいと思っています!!

自分も、もっと色々と挑戦していこう!!

日本で承認されている2つのAI医療機器についてまとめてみた!

こんにちは、加藤浩晃です。

今日は各所から、国内2例目のAI医療機器として承認されたエルピクセル社の「医用画像解析ソフトウェア EIRL aneurysm(エイル アニュリズム)」についてめっちゃ質問をもらう一日でした・・。

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それもこれも10月14日(月)に日経新聞で下記の記事が出たからなんですが、
 

www.nikkei.com

 

そもそもこの「EIRL aneurysm(エイル アニュリズム)」って、9月17日に医療機器として承認されたもので、もう1か月前の話なんですよね・・・
 

ニュースで正確でない情報が出てきているし、明日以降問い合わせが来たら「ブログにまとめましたので、そちらを見てください!」って返事ができるように、『日本のAI医療機器の承認の現状』について話をまとめようと思います。


1.日本初のAI医療機器の承認

まずAI医療機器として日本で初めて承認がされたのは、記念すべき2018年12月6日で、サイバネットシステム株式会社の「内視鏡画像診断支援ソフトウェア EndoBRAIN」です。

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医療機器にはリスクに応じて、リスクの低い「クラスⅠ」からリスクの高い「クラスⅣ」まで4段階に分類されているんですが、「EndoBRAIN」はクラスⅢです。

今までの医療機器の分類で当てはまるものがなかったので、新しく「疾患鑑別用内視鏡画像診断支援プログラム」という医療機器の分類(一般的名称)が新設されました。


ちょっとマニアックな話をすると、この画像診断支援プログラムは医療機器の国際分類GHTFルールで10-④の例外(b)“即座に危険となる臨床状態にある患者を診断するように意図した場合はクラスIIIである“に該当するとされたためクラスⅢとなっています。

「EndoBRAIN」は日本で初めて診断支援をするAI医療機器として承認がされ、医療機器の分類(一般的名称)も新設するという偉業を成し遂げているのです。



また、医療機器を販売するときには責任主体となる企業を決める必要があり、わかりにくい呼び方なのですが、その販売の責任者となる企業を「製造販売業」と言います。

「EndoBRAIN」の場合はサイバネットシステム株式会社が製造や、医療機器の承認の審査機関であるPMDAに申請をしているのですが、販売はオリンパスから行い、製造販売としての責任主体はオリンパスがするようなので、「オリンパスのEndoBRAIN」とも言われたりします。

 

(これもまた少しマニアックな話になるのですが、クラスⅢの医療機器の販売責任となろうとすると、第1種医療機器製造販売業という許可を受ける必要があります。クラスⅡだと第2種だけでよく、クラスⅠだけだと第3種製造販売業で可能です。)


ただ、承認まで頑張ったのは紛れもなくサイバネットシステム株式会社で、道なき道を切り開いて本当に偉大なことです。


2.今回のAI医療機器は国内初?2例目??


ここで、AI医療機器の2例目として今回のエルピクセル株式会社の「EIRL aneurysm(エイル アニュリズム)」なのですが、
「国内初」と書かれていたりすることもあるので、そこについて説明をしていきます。

AI医療機器として国内初は紛れもなく「EndoBRAIN」なのですが、実はEndoBRAINはAI開発で今よく聞く「ディープラーニング」で作っているわけではないんです。

EndoBRAINは「サポートベクターマシン」という手法(わからないとググってもらうほうがいいです)で作っているため、「ディープラーニング」ではないんです。

そのため「ディープラーニングで開発されたAI医療機器」として日本初なのはエルピクセルの「EIRL aneurysm」になります。
(ここら辺が結構ごちゃまぜに本日質問されたりしました・・)

ただ、今回のエルピクセル社の「EIRL aneurysm(エイル アニュリズム)」は医療機器の分類の大きな枠としては「MR装置ワークステーション用プログラム」というもので、EndoBRAINのような「〇〇画像診断支援プログラム」ではありません。

ではこのMR装置ワークステーションプログラムというのは何かと言うと、「MRIの画像を撮ったときに、わかりやすく画像を加工して表示するプログラム」です。

例えばMRIの画像のノイズ低減をしたり、fMRIだと脳の血液量や血流量など灌流分析して画面にカラーで表示ができたりする感じで、その脳画像を見る放射線科医や脳外科医によりわかりやくす表示してくれるんですね。

「MR装置ワークステーション用プログラム」は医療機器のリスク分類でいうとクラスⅡなので、普通はPMDAに承認申請するのではなく、PMDAが外部に委託した機関で医療機器を「認証」することで医療機器にすることができます。

クラスⅡの多くは医療機器を判断する際の基準(認証基準:3-888: 核医学装置ワークステーション用プログラム等基準)が決まっているため、それに合わせるだけでいいんです。


ただ、今回は通常のクラスⅡの医療機器に、AIでの脳動脈瘤の発見という+αが機能としてあるために、通常だと承認ではなく「認証」で済む医療機器の分類なのですが、「PMDAに承認申請」が必要なものになったのだと考えられます。

エルピクセルの製品としては、2018年10月16日に同じような汎用画像診断装置ワークステーション用プログラムとして「医用画像解析ソフトウェア EIRL basic」を出していますが、これはクラスⅡで他に特記すべき差がなかったのか「認証」で医療機器として認可されています。

 


3.まとめ

以上のことを今日は聞かれる一日だったので、このブログで整理をさせてもらいました。
(本当はもっとマニアックな話が色々とあるんですが、、、それは会ったときに話しましょう!!)

医療AIの研究開発が大学や企業で盛んになってきていて、いい成果も上がってきていますが、なかなか医療制度がわかりにくく医療現場で実際に使えるものとなるまでにハードルがあるのが現状です。

先行事例の情報を共有することで、どうやったら医療現場に届く医療機器となるのか多くの人に知ってもらえたらうれしいです!!


あと、まだ2つの医療機器とも保険適用とはなっていないので、「国内初の保険適用のAI医療機器」がどうなるかというのも引き続き楽しみにしています!!