医師の未来を考える ~加藤浩晃の医療未来予報~ 

医療の未来はどうになっていくのか、そして医師の未来はどうなるのか。AIやIoTなどの第4次産業革命のテクノロジーによって医療現場は『医療4.0』として大きく変わります。その時に医師はどのようなキャリアや働き方をしているのかなど、未来に向けて考えていることを書くブログです。

エムスリーAIラボで轟くんと連載が始まりました!!

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今日から医療画像AIの研究者で専門家、アイリス株式会社のAIエンジニアの轟くんと一緒に、エムスリーのAIラボで

「轟・加藤の医療AIトレンドを追う」

という連載を開始させて頂きました!!

この連載は自分は監修として関わらせて頂いているのですが、
メインで連載の原稿を書いている轟くんにむしろ自分もいつも教えてもらっています!

どうしても難しい話が出てくることも多い中、わからないところは轟くんに原稿で解説を追記してもらったりしながら
読みやすさを意識した1000文字くらいのコンパクトな文字量で連載ができています!!

毎回、書きたいネタがたくさんある中、その時の時流に一番あってそうな原稿が書かれています。

Web記事で早急に対応することもできたりするので、まさに「医療AI」のトレンドを追う連載になればと思っています!

轟くんにはまた来週、自分が主催している千葉大学メドテック・リンクセミナーでも講演をしてもらおうと思っています!!

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医療AIとのトレンドと、エンジニアで経験した医工連携のコツという話をしてもらいます。

ワクワクが止まりませんです!!


神田祭から考える医療と地域との接点ということ

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今日は息子と2人で神田祭に参加でした!!

デジタルハリウッド大学大学院で一緒に教員を務める五十嵐先生が、小川町の一員として神田祭の御神輿に参加していたので、合流できたらなと思っていたら、
運よくそれもデジハリのあるソラシティの前で合流、記念撮影することができました!!

神田祭に参加して感じたのが、お茶の水(やや神保町)に開業している五十嵐先生の地域密着の度合いです。

クリニックとしてもAEDを持参して医療班として参加していたりするだけでなく、
何より地域の医療機関として、同じ町内の人と触れ合いながら、まさに医療が地域のインフラであることを体現しているように感じました。

テクノロジーは大切なのですが、医療のすべてがテクノロジーと変わるわけではありません。
むしろ、肌が触れ合わなくなっては医療ではないと思っています。


今の医療で、解決できているところ・困っていないところにテクノロジーは必要ない。

自分は開業をしていないので、五十嵐先生のような地域との触れ合いの中での医療をとてもうらやましく感じました。

そして、2年に1度の神田祭、2年後は自分もはっぴを着て御神輿を担ぐぞ!!

お風呂屋さんと裸の付き合いと慣用句と。

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今日は小学2年生の息子とお風呂屋さんでした!!

フルーツ牛乳のないお風呂屋さんなんて・・・

銭湯名物のフルーツ牛乳は販売中止になっちゃってたんですね・・

www.asahi.com


と、今日はフルーツ牛乳の話をしたかったわけではなく、「お風呂屋さん」「銭湯」という存在についてです。

浴槽に入っていた時に、ふと我にかえったら、見渡すくらい30人ぐらいの人が裸でいるわけなんですよ。
それも全く知らない人。

全く知らない人なんですけど、銭湯って一人でも「さみしくない」んですよね。

なんだろう、お風呂で
身体が温まっているからなのか、心が温まっているからなのか、はたまた動いている人が見えるからなのか。

ただ、動いている人が見えるってだけだと、東京駅とか品川駅とかはめちゃくちゃ人がいますが、まったくさみしさがぬぐえません。

やっぱり昔から言う「裸の付き合い」なのでしょうか。

「裸の付き合い」「膝をつきあわせる」などの身体を使った慣用句って、逆に社会システムが1周して、本質を考えるヒントになるんじゃないかって注目しています!

息子とも家のお風呂は良く一緒に入っているのですが、
なぜかお風呂屋さんに一緒に行って裸の付き合いをしたことで、さらに心の距離が近くなったような気がしています。

 

 

 

ヘルスケアビジネス研究会きっかけで一人一人との付き合いへ。

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今日は毎月1回やっているヘルスケアビジネス研究会の勉強会イベントでした!

講師として産業医の三宅先生に来てもらって

「企業を起点としたこれからの健康管理を考えよう」みたいなテーマで話をしてもらいました!!


三宅先生は元々(というか今も)眼科医で、視覚障害者の方にテクノロジーを活用したサポートの方法や
神戸でiPS細胞移植を行った高橋政代先生とともにビジョンセンターのコンセプト&設立に関わっています。

眼科医時代からの「視覚✖テクノロジー」の話と、ヤフーの産業医をはじめ数多くの産業医を兼任しているところからお得意の「健康管理✖テクノロジー」の話をしてもらいました。

質疑応答で議論を深めていくと、

・医師の診療
  身体の診療だけでなく、社会的診療や精神的診療を行っていくこと

・働き方
  スティージョブズも日本的サラリーマン生活はなじめないし、普通以下のパフォーマンスしか発揮できない。
  環境というより選択できる自由という考え方。
  
・生体モニタリング
  生体モニタリングで「連続」したデータを測定できるということのインパクト。
  
など、あまり周りでまだ話されていないようなところの話もあり、議論を深めることができて、とても有意義でした!!


そして、やっぱりヘルスケアビジネス研究会に参加しているメンバーに感謝でした。

4月にありがたいことにDMMからインタビューされて、ヘルスケアビジネス研究会の入会が増えていたりしていたんだけど、

lounge.dmm.com


メンバー数を増やすのはやはりどうかなと思ってきてて、たくさんの人にいい顔しても、結局一人一人のことを知れていないようだと良くないと思っていて。

運営としては、膝と膝を突き合わせるような、昭和チックなべたべたした関係で、自分がお見合いのおばちゃんみたいなおせっかいおばちゃんになっていきたいと感じています!!

ヘルスケアビジネス研究会はあくまでも「きっかけ」で、これを通して一人一人と人としての付き合いまで発展させていきたいと思っています!!

アイリスはまだまだ何も医療現場を良くできていない。

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昨日のリリースに大反響をもらっています。ありがとうございます。

日経新聞やTech Crunchなどでも記事にしてくださり、多くの方から個人的にメッセージももらっています。本当に感謝です。

日経新聞
 

www.nikkei.com

 
◎Tech Crunch 

jp.techcrunch.com

 
ただ、昨日から「資金調達おめでとう!」と言ってくださる方々にお返事で言っているのは、
「まだまだ自分たちは医療現場に何も価値を届けていないし、ただ、資金を集めたにすぎない」ということ。


調達額が大きいので注目してもらえてありがたいのですが、医療現場を少しでもよくしたいと思ってアイリスを始めて、まだ自分たちは何も医療現場を良くできていません。

自分たちは、医療現場にAIの可能性を広げていくことができればと思っていますし、そのためにまず現在開発している医療機器を届けたいと思っています。

会社のことですし、上場企業も関係していますのでなかなか話せないことも多いのですが、
自分たちは真摯に医療現場を良くすることだけを考えて、進んでいます。


資金にばかり注目が集まってしまったのですが、アイリスが向かっていること、成し遂げようとする未来に対して、信じて、応援してもらえたらとてもうれしいです。

そして、もし、自分たちが甘えや違った道に進みそうなときは、厳しい言葉をかけてもらえたらありがたいです。


会社経営をしていますが、自分たちは大きな意味で「医療」を行っていると思っています。

それは医師としての医療が診察・治療にとどまらないと考えているためです。

医師として、医師法の第1条に書かれているような「社会を健康にする」一助となればと思って進んでいます。

これからも引き続きよろしくお願いいたします!!

アイリスの未来に向けて

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GW明けて、長い長い1日が終わりました!!

今日は見てくださった方も多いかもですが、アイリス株式会社としてシリーズBとして12.5億円の資金調達のリリースを出しました!!

prtimes.jp


資金調達は今までも何回かしてきていたのですが、これまでは会社の方針でリリースを出してなく、資金調達のリリースを出すのは初めてです。

大型の資金調達で、改めて身が引き締まる思いですし、
自分たちが理想とするAI医療機器を、まだ現場に届けてられていないので、これからさらに開発スピードも早めていこうと思っています!!

早速、日経新聞でもオンラインで記事にして頂いて、夕方以降に会った人からは日経電子版で見たと言っていただけてとてもありがたいです!!!

www.nikkei.com


アイリスは昨日のブログにも書いたのですが、とてもいいメンバーに囲まれて環境は最高、このメンバーでやれないはずはないという想いがあります。

アイリスのメンバーそれぞれが「個」として輝きながらも、「アイリス」という集合体に集結して自分の強みを発揮できる環境が最高ですし、さらにそれぞれがより輝けるようにもしていくのが自分の仕事だと思っています。

まだまだ道なかば、日々精進!!

アイリスは一緒に次世代の医療に向かって進んでいく仲間を募集しているので、ぜひ興味を持ってもらえたらWantedlyとか探して連絡してもらえたらと思っています!

よろしくお願いします!!

医療サービス開発のときに、自作の『PMSTフレーム』を知っておいてほしい!

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今日でGWも最終日です。

明日から正式には令和初日の仕事日。とはいうものの、GWも結構な頻度で自分自身はオフィスに行って仕事をしていました!笑

 
Twitterでも書いていたけど、どれだけ仕事&オフィス好きなんだという話。

これは何よりも「楽しんで」仕事ができているからに他なりません。

ライスワークではなく、完全にライフワークとしてアイリスでは仕事ができています!!


というような中、医療・ヘルスケアで何かしらサービスを作って起業しようとしている人からGW中も多く相談をもらいました。

そこで一貫して話していたのが「ニーズドリブン」だということ。

AIやVRなどといったテクノロジーありきで、何をしたいか考える「テクノロジードリブン」ではなく、
誰のどんな困っていることを解決しようとするかといったニーズから考えなくちゃいけないよということ。

最近は医療・ヘルスケアサービスを立ち上げようとしている人に、自分の経験も踏まえて勝手に作った『PMST』というフレームワークを伝えています!

PMSTというのは①Problem、②Methodology、③Share、④Teamの頭文字をとって名付けました!

サービスを作るときは
①Problem
として、誰がどんなことで困っているか・課題があるか考えること

②Methodology
次に、「その課題」を解決するためにどんなMethodology(手法)があるかを考えること。

決して、テクノロジーありきで「AIで何かやろう」とかって考えるわけではなく、課題を解決する手法を考える。

そのときの手法はハイテクノロジーである必要は全くなく、ローテクであっても全く問題ない。
「課題を解決」できることが一番大事

③Share
そして3番目には、課題を解決する手法や、その課題に対する想いを周りの人に共有すること。
なぜ自分がそのサービス開発を自分の人生をかけた仕事としてやるのかどうかと周りの人に話すこと。

話していくと、自分の想いもより鮮明に固まっていきます。

④Team
そして最後がチーム。

3番目のShareで自分の想いを周りの人と共有して、その中から一緒に課題解決をしていく仲間を集めていくこと。

やはり一人で課題解決するのはとても大変です。
人間には完全な人間はいないと思うので、得意なところもあれば苦手なところもあります。

チームだと補い合って、得意なところをさらに伸ばしながら、より遠くにいくことができます。


こうやって集まっている今のアイリスのメンバーは最高で、とても楽しく毎日仕事をしています!!

aillis.jp


明日からのGW明けの仕事が楽しみです!!!