ヘルスケアビジネスの新戦略 ~加藤浩晃の頭の中~

未来の医療はどうになっていくのか、そして医師の未来はどうなるのか。AIやIoTなどの第4次産業革命のテクノロジーによって医療現場は『医療4.0』として大きく変わります。加藤浩晃が未来に向けて考えていることを書くブログです。

DMMヘルスケアビジネスサロンの10月イベント!

今日はDMMのヘルスケアビジネスサロンのイベントで、話題のVALUの小川社長と対談をさせて頂きました!

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めったに人前に登場しないVALUの小川社長の登壇で、
小川社長が医療・ヘルスケアにあんなにくわしいのは呼んだ自分も想定してなかったくらいでした!!
参加された方はめちゃくちゃ楽しんでもらえたのではないかと思います!

 

小川社長にはリクエストしてないのにヘルスケアのスライドを作ってきてくれて、

ブロックチェーンに関して
ビットコインをベースとしたトークン発行
・クリニックや医療法人のICOの可能性
など、めちゃくちゃ役立つ話で目からウロコが落ちまくりでした!!!

 

来月のサロンイベントも楽しい会になりそうで一番自分が楽しみにしています!!!

デジタルハリウッド大学院でオープンセミナー開催!

今日は自分が企画させてもらったデジタルハリウッド大学大学院のオープンセミナーでした!

感想からいうとここ最近で自分が参加したセミナーで一番よかった!

 

特別講演には

保健医療科学院 主任研究者で、厚生労働省の室長補佐も兼任している吉村先生をお呼びしました!!

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吉村先生とは厚生労働省のときに一緒に働いていて、NDBを作った人であり、今回のお願いを快く受けてくださいました。

 

吉村先生の講演の前には、デジハリ教員の五十嵐先生と自分で前座のショートトークも!

 

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自画自賛ってわけではないけど、本当に勉強になってめちゃくちゃよかった!!


これを参加費無料でやるデジハリも太っ腹だと思うし、本当にめちゃくちゃよかったです!!

 

参加の方々もみんな喜んでもらえてすごくうれしいですし、今後もこのようなオープンセミナーやデジハリで行政の方々の話を聞ける機会を企画しようと思っています!!

今の働き方&収入と家族への感謝

今日は朝から働いてはいたのですが、どれも「お金」が発生する仕事ではありませんでした。

 

厚生労働省に呼ばれてミーティングに参加したり、

オープンイノベーションの推進のために作った「日本医療ベンチャー協会(JMVA)」の分科会立ち上げのミーティングをしたり、
所属医局の京都府立医科大学のプロジェクトの準備をしたり。

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普通、こういう働き方だと、大学の常勤ポストがあってそこから固定給があることが多いのですが、自分は特殊で、

厚生労働省に出向をしたときが「京都府立医科大学の大学院4年生」で学長からの指示で、大学院を休学して厚生労働省に行っていました。

 

厚生労働省の出向期間が終わり、京都府立医科大学に戻ることになっても「大学院4年生」で年度が途中だし今年もすでに1年間休学していたこと、

遠隔診療の話や会議、行政との集まりが東京で多いことなどからそのまま東京に残ることを選択しました。

 

なので、京都府立医科大学の一つの身分は

京都府立医科大学大学院 4年生(休学中)」

なのですが、

厚生労働省に出向してそれではさみしいと

大学から「特任助教」の肩書きをもらっています。

 

ただ、これは肩書きだけで給料は発生してなくて、

そんな間にも東京で色々やってたら

東北大学大学院 非常勤講師

・日本遠隔医療学会 運営委員

・日本遠隔医療学会 遠隔診療分科会長

・日本眼科学会 AI・ビックデータ委員会 委員

・日本医療ベンチャー協会  理事

などなどをやることになり、

デジタルハリウッド大学大学院 デジタルヘルスラボ 客員教授

にもならせてもらって、

かたや京都府立医科大学で休学中の大学院生をやりながら、

デジタルハリウッド大学大学院では15人くらいのゼミ生にデジタルヘルスを教えてるというなんともわかりにくいキャリアになってしまった感じです。

 

上に書いた仕事たちは、唯一デジハリで授業をしたらちょっと講義料は入るかもなのですが、大学で講義したことある人はわかるように数千円で、その他は基本無報酬です。

 

この話をすると、「どうやって収入を得て生活をしているの?」って聞かれますが、

今は眼科医のバイトと遠隔診療とかの講演をしたときの講演料が自分の主な収入です。

 

それでも厚生労働省に出向したときの、手取り38万円前後よりはあるので、まだましかなぁ。

本当に国家公務員の方々は時給になおすと、とても低いお金で日本のために深夜まで頑張られてます。

 

まっ、遠隔診療や人工知能って2025年くらいには「当たり前」になってるので、厚生労働省経済産業省内閣府とかに呼ばれてミーティングできるのも貴重な経験で今だけだと思ってますから楽しいですね!

何より「日本のため」って思ってやれてるし、呼ばれているのは本当にありがたいです。

 

こんな日は、普通の医者と結婚してたらもっとお金がある生活ができたはずだし、深夜まで打合せとかで帰るのが遅い自分に対して文句なくついてきてくれる家族に感謝です。

遠隔診療や医療ベンチャー分析でエキスパートに選出!!

株式会社ミーミルが提供している「EXPERT RESEARCH」のヘルスケア分野でエキスパートに選出されました!

 

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https://www.uzabase.com/company/news/mimir-expert-research/

 ユーザベースグループの株式会社ミーミルは、10月16日、新規事業やサービス設計のためのユーザー調査、市場調査を支援する、「エキスパートリサーチ」サービスの開始を発表いたしました。
「エキスパートリサーチ」は、M&Aや新規事業、その他情報獲得が必要になるビジネス上の局面について、業界の最高峰のエキスパート、一線級のプロフェッショナルにインタビューができるサービスです。様々な意思決定において、外部の知見者のインテリジェンスを活用することができます。

 

「 遠隔医療」とデジタルハリウッド大学での「デジタルヘルス」に加えて、今まで本当に自分の趣味としてやってた「医療ベンチャー分析」までエキスパートの認定をしてもらえました!!

 

引き続きこの分野で精進しようと思っています!!!

メディックメディアで医師国試講座を担当!!

メディックメディアという医学生向け書籍を作っている出版社で、医師国家試験の眼科の冬季講座を担当させてもらうことになりました!!

 

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自分は元々、大学卒業後の臨床研修医のときから、原稿依頼をもらった時は医師国家試験模試の問題を作ったり、医師国家試験対策の書籍を作ったりしていました!

 

臨床研修医が終わると、予備校講師もするようになって、実は最初は自分が大学のとき眼科と同じくらい好きだった「耳鼻科」を教えたりしてました!

 

眼科のことを教えると、あれもこれもと多くなったり、難しい話をしすぎちゃったりで。

それなので、最初は眼科となりました。

 

耳鼻科の講座はしてみたら評判がよく、眼科もやってほしいという声が大きくて、眼科の講座もやることができるようになりました!!

 

自分は去年、厚生労働省に出向するまで約10年間医師国家試験予備校業界に関わっていました。

厚労省では副業はダメなので、自分の医師国家試験との関わりは終了と思っていました。

 

まさか厚生労働省から戻ってきて、また医師国家試験対策に関われるとは!!

 

面白くて受験生のタメになる冬季講座を絶賛作成中なので、楽しみにしていて下さい!!

臨床眼科学会で人工知能のコースを開催!!

週末の臨床眼科学会では、

若手の眼科医仲間の先生と一緒に
「これからのデータサイエンスの話をしよう!」
という「眼科×ビックデータ・人工知能」のインストラクションコースを開催しました!!

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自分の担当は
「眼科未来予報 〜人工知能のある未来の眼科医療〜」というタイトルで、
2030年とか2040年とかではなく、

5年後くらいの2022年には周りに起きてる医療の未来について話しました!

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インストラクションコースの内容としてどれだけの参加の先生が来るかと心配でしたが、

250人の会場に立ち見もチラホラあるくらいで、メンバー4人でいいコースを提供できたと個人的には大満足です!!

 

来年以降もこうやってコースが続いていくようにと思ってます!!!

祝!レジデントノート250号&連載2周年!!

今日はハイテンションなのかブログ2つ目です!

名古屋のLEGOLAND JAPANは閉館の17時までいて、疲れながら家に帰ってきたら

レジデントノートの今月号が家に届いていました!

 

なんと今回は通巻250号の記念の号!!!!!

 

おめでとうございます!!!!

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連載している「眼科エマージェンシー こんなときどうする?」が好評連載として表紙に載ってて、めちゃくちゃありがたいです!!


そして、連載も今回で24回でちょうど2周年!!

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眼科のことが学べる総合診療の雑誌はなかなかないということで、人気連載としてもらえてて本当にありがたいです!

 

まだまだ3年、5年と連載が続いていくように頑張りたいと思っています!!!