オンライン診療のこれまでの経緯【2021年度版】
最近なのですが、「オンライン診療」についての質問や講演・対談の依頼をもらうことが増えてきました。
昨年の4月の新型コロナウイルスが流行しだしたときにはもちろん多く連絡をもらったのですが(返事をするのが大変でYouTubeを見てもらうためにやり出したりした)、さすがにそのときほどではないにせよ、関心が高まっているみたい。
いよいよオンライン診療の時代だと思いだしたのかもしれないし、来年の4月に診療報酬改定が控えているからかもしれません。
真相はわかりませんが、「これまでの経緯の話をしてほしい」と言われることが多いので、ちょっとそれについてブログでまとめてみようと思います。
オンライン診療の経緯で一番大事なのはルールである
「オンライン診療の適切な実施に関する指針」です。
これは2018年に定められています。(2019年に改訂あり)
この指針は保険診療と自由診療の両方にまたがるルールで、ルールは時代にあわせて変えていく必要があるので、
「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会|厚生労働省」
というのが開催されています。
で、この「オンライン診療の適切な実施に関する指針」が2019年に改訂されて、昨年はコロナで改訂がなかったのですが、
今年の「秋」に改訂が予定されているんです。
(会議の次回開催が11月10日なので、そのときになんらかか発表されそう)
(2020年12月21日 第13回オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会 資料より)
おそらく今までの議論を全く見ていない人も、これから改訂される新しい指針を読めばこの2年の変化が追い付けるはず!
ということで、また指針の改定がされたらポイントとかは書きたいと思っているのですが、ここまで新型コロナの時限的な緩和や初診の話題など、どういう感じでオンライン診療が変わってきているかに関してもっと知りたい方には、これを紹介したいと思います!
実は『Medical DX』というWebメディアで、昨年の9月から
「加藤浩晃先生に聞くデジタルヘルスの現在地 | Medical DX」
という連載をしてもらっていて、ほぼ毎月のようにインタビューしてもらっています。
インタビューしてくださる2人とはもう1年以上の付き合いになるので、
そこらへんの”オンライン診療の専門家”より詳しくなっていて、正確に記事を書いてくださっています。
最近はデジタル庁や国全体の動きもあわせた話もしています。
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