ヘルスケアビジネスの新戦略 ~加藤浩晃の頭の中~

未来の医療はどうになっていくのか、そして医師の未来はどうなるのか。AIやIoTなどの第4次産業革命のテクノロジーによって医療現場は『医療4.0』として大きく変わります。加藤浩晃が未来に向けて考えていることを書くブログです。

ブログがやっぱりいいかもしれない。

めちゃくちゃ久しぶりにブログを書きます。

見返したら前回のブログは2021年11月と、9か月くらい前だった!!

この間、Voicyをやったり、noteをやったり、ちゃんと連載の原稿を書いたりTwitterをやったり・・・

いろいろとやったけど、どうしても「ちゃんとした自分」を出さないといけない感じで困ってしまいます。

医学生や研修医の人から
「加藤先生みたいになりたいです!」ってキラキラした目で見られたりもするのですが、
自分なんて7年前の2015年は、それこそ普通の眼科医だったわけで、
地方で(京都で)悶々と日々を過ごしていたタイプです。

むしろ今、20歳代で東京でキラキラした目をして自分に話しかけてくれる人のほうがまぶしいくらい。

「医療現場を良くしたい」というよりは、「なんとか今の医療現場の自分に降りかかっている事務仕事が楽にならないか」って思っていました。

地方の(当時、京都で外来をしていたので高知県から受診をしてくれた人がいて高知県の)患者さんが、眼でトラブルがあったときに病院に電話をしてくれるのですが、
正直な話、眼科って見れば一発で分かるのに、電話で症状を伝えてくれるものだからぜんぜんわからない。

「眼が赤い」って言われて、「べたっとした赤みですか?」とか「線状に赤いですか?血管が見えたりしますか?」とか聞いても、正確に答えられないよな・・・と思いながら聞いていて、
結局、「地元の眼科に一度かかってください」ってことしか言えませんでした。

これが、自分が「オンライン診療(当時は遠隔診療)」に対して希望を持った理由です。

眼の写真を撮ってもらって、送ってもらったらそれを判断することができて、早く適切な対応ができるって思ったんです。


最近、DX(デジタルトランスフォーメーション)とかデジタルヘルスとかって話ばかりを自分はしていましたが、
根っこにあるのはこういう思いだったんだよなって思い出したのでブログを書きました。

ブログはやっぱりいいですね。

このブログも読み返すと、昔の自分がそこにいて、そのブログを書いていた時の気持ちを思い出せる。

肩肘はった「ちゃんとした」発信はいろいろとやっている連載やnoteとかでやることとして、
もやもやした気持ちとか、今考えていることとかは、このブログで書いていこうかなと再び思った感じです。

しばらく書いていくと思います!!